禁欲的快楽。
初めて楽曲に触れたとき、音楽に対するストイックさと、その音を聴いているうちに無意識に快楽へトランスしていくような、そんな相反する感覚を覚えた。
今回のエーテルでは、世界規模で活動している【DEATHROLL】のKAZUさんにお話うかがうことができました!!
Introduction:DEATHROLL
日本国内に留まらず、ドイツやブラジル、ロシアでの活動も注目されている、DEATHROLL。
2012年に活動開始、そして2019年にはアルバム「A SICK LIFE」をドイツのSTF Recordsより世界リリース。妥協を許さずこだわり抜いたサウンドは聴くほどに共振性を深めていく。
ALL
KAZU
DEATHROLLプロジェクトの総帥。
「俺自身ですら俺の信念を曲げられない。 自分自身をより困難な状況へ叩き落とし、 そこから這い上がることにより成長してきた。 どこまでも成長してゆきたい。」
support Ba
鬼武-ONITAKE-
アンダーグラウンドメタルシーンで活躍する重鎮。
「このバンドは唯一無二の存在となる素質を秘めてる。これからの活動をすごく楽しみにしています。」
support Drs
塚本-Tsukamoto-
新宿Antiknock主催 第10回ドラムチャンプロード優勝の経験もある。
「サポートという形ではありますが、バンドとしての最善の形を創っていく為の牽引力となれるよう全力で叩かせて頂きます。」
YouTube
“A Distressing Sunset -苦悩の落日-” Official Music Video
ハードでありながら透き通るギターの音が印象的なMV。
LIVE映像からは迫力だけではなくその熱も伝わります。
「1つ1つのLIVEを大切にしている」という言葉どおり、圧巻のステージ。
【YouTube】DEATHROLL OFFICIAL
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2021.05.21 浦和ナルシスにて配信LIVE決定!!
インタビュー
―ギターを始めたのっていつなんですか?
中学二年頃。当時やっていた格闘ゲームのBGMがメタル調のギターインストだったのからハマって、ギターを買って独学で始めました。
―格ゲーからだったんですね。ちなみに影響を受けたバンドとかは?
デスロールの曲調やコンセプトに直接的に影響を受けたバンドで言えば、Burzum、Slayer、Morbid Angelなどですね。ギタープレイヤー個人に影響を与えたもので言えば、一番最初にハマったのはバンドではないが、ゲーム”ギルティギア”のBGM。
―ギルティギア、やってました。私はBGMまで気にする余裕はなかったですが。
まずそこがきっかけで、その次にはJudas Priest、Morbid Angelとどんどん過激なバンドにハマっていきました。
ーバンドのコンセプトとしてはどうなんでしょう?
始めた当初は、全て一人でこなすワンマンプロジェクトとして立ち上げて。 でも、途中からバンドのクオリティ不足に悩んで、色々な人と協力してレベルの高いバンドにしたくなったんです。 それが今のDEATHROLLというバンドですね。
ー最新アルバムのテーマや、楽曲への思い入れってあったりしますか?
どんな人にも聴いてもらうだけで自己紹介になるアルバムを目指しました。 ある意味次のアルバムへつながる足がかりのような立ち位置と考えています。
ーこれからDEATHROLLを聴いてみようという方にもおススメできそうですね。
そうですね。なので、このアルバムの激しさは俺の中ではまだ弱くて、良くも悪くもテンポは短調なものが多いんです。
―海外への進出に関しての想いも聞きたいです。
とうとう世界リリースを達成したこともあって、海外でのライブももちろん視野に入れています。 疫病の影響から実現するのは相当先でしょうが、ここまで達成できたことは素直に誇りに思います。 楽曲の完成度は置いといて、形に残せたことが嬉しいです。
ー今後の活動の展望、とは?
やはり、実力派のサポートを迎えたことによってライブの質やバンドの品質が上がるということをまず伝えたい。 過去の俺一人の時代と比べて格段にレベルが上がる様を見届けて欲しいです。
―ありがとうございました。最後にエーテルを見てくださってる方だけにお伝えしていただけることがあれば是非★
実は公開はしていませんが、次のアルバムをリリースする際のレーベルはもうすでにほぼ決まっています。 乞うご期待です。
応援メッセージのご紹介
彼の曲は理不尽な社会に対する反発心、反骨精神を鋭く表現していると思う。 私が運営している不良ファッションのWEBサイトのテーマ曲として使わせていただいているが、不良たちが抱く不満や怒りを代弁してくれるようで、日頃メタルの音楽に馴染みのないお客さんからの評価も非常に高い。 不良やメタル好きに限らず、社会に対して不満を抱えたまま反逆することができない奴、生きづらさを感じている奴にもDEATHROLLを聞いてほしい。彼のメタルは聴く者の心の牙になるだろう。 これからも一ファンとして、活躍を応援しています。
悪党の店 バースジャパン /代表 石川智之
DEATHROLLさんとは、2020年3月8日に行われたイベントでの対バンをきっかけに交流させて頂いています。 昨今のメタルのトレンドとは異なる音楽性を貫き、SNSでストイックな発言をされていたので、気難しい人物像を思い描いていましたが、非常に気さくな方です。 単身での活動で海外メディアに取り上げられているほどの実力者ですが、サポートメンバーを得てバンド形態になられたので、更なるご活躍を期待しています!
MIYABI(ex.XECSNOIN)
DEATHROLLとはすっかり長い付き合いとなります。僕が初めて知ったのはコンピレーションアルバムの「METAL JAPAN HEAVY CHAINS」でした。色んなアーティストが収録されている中、DEATHROLLは特に個性の強い部類でした。それから彼とはコラボ企画を幾度もやり、気がつけば深い仲に。数あるエクストリームなメタルの中でも異彩を放つDEATHROLLにはこれから先も更なる活躍を期待しております!皆さんも是非聴いてみてください!
初めて音源を聴いた時の衝撃は忘れません。 曲の完成度はもちろんのこと、 信念や強い意志を感じる作品でした。 私はヘヴィメタル専門のCD屋で働いていた経験もあり、かなりの数のメタルバンドを聴いてきましたが、久しぶりの衝撃でした。 CDなどを買わせていただきまして、普段から聴いております。 素晴らしい音楽をいつもありがとうございます! 一ファンとしてこれからも活躍に期待し、応援し続けます! 聴いたことない方は是非とも聴いてみてください。
Eri(ex.Mary’s Blood,ex.DESTROSE)
まとめ
私がDEATHROLLさんを知ったのはTwitterがきっかけでした。
サウンドに加えて、その音楽に対する強いストイックさ、そして追えば追うほど追い付かなくなりそうなスピード感。
今回KAZUさんにお話うかがうことができたんですが、ギターを持って歌ってるときの印象とはまた違って、とても柔らかな声でお話してくださいました。ストレートに音で勝負する反面の、その垣間見える人間性も魅力の1つなんだと私は思います。
5月21日に遂行される配信浦和ナルシスでの配信LIVEをご覧いただければもっとDEATHROLLさんの魅力が伝わると思うので、ぜひ視聴してみてください。
KAZUさん、そしてメンバーの皆様、ご協力ありがとうございました。私も配信LIVE楽しみにしています…!!
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